2015年06月18日

平和園を見学 ~2015年第2回別府子ども福祉塾~

平和園を見学 ~2015年第2回別府子ども福祉塾~ 6月18日(木)、別府市要保護児童対策地域協議会・別府子ども福祉塾(松永 忠 塾長・光の園児童家庭支援センター所長)主催の第2回別府子ども福祉塾に参加しました。今回は、児童養護施設の平和園を訪ね、お話をお聞きしました。
 児童養護施設は、児童福祉法に基づく児童福祉施設で、全国で約600ヶ所、約3万人の子どもたちが生活しています。別府市には多くの児童養護施設があります。その多くは、終戦後に戦災孤児、引き上げ孤児、さらには駐留した米軍兵との間にできた子どもたちの養育のために作られた施設が起源となっています。
 今回訪ねた平和園も、終戦後にできた熊本の慈愛園の分園として、キリスト教系施設として出発しています。現在、子どもたち48名が生活しています。3つのホームがあり、それぞれ1階・2階と分けられていて計6つのユニットで運営されているそうです。
平和園を見学 ~2015年第2回別府子ども福祉塾~ 最近、畑でいろいろな野菜を栽培し調理するという食育にも力を入れているとのことです。また平和園では、指導員の方々を子どもたちは「お兄さん、お姉さん」と呼んでいるそうです。家庭的な雰囲気の中で子どもたちを育てていこうとしている姿がよくわかります。
 8年前から、より家庭に近いスタイルをめざし、別府市内の石垣地区と天満地区にそれぞれ家庭的なホームを運営されているとのことでした。この家庭的ホームについては、後日、あたらめて訪ね報告したいと考えています。
 平和園の先生方は、施設退所後も子どもたちに寄り添い続けたいと話されていました。この思いを行政も重く受け止めなければならないと感じた今回の福祉塾でした。


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Posted by 原田たかし at 17:08│Comments(1)政治
この記事へのコメント
原田先生

 子ども福祉塾への参加、ありがとうございます。子どもの良き育ちのために、頑張っている現場を訪ねながら知恵を得たいと考えています。健全育成・虐待予防等の子ども福祉塾が、良き町づくりの活動となるように、これからも宜しくお願い致します。   
Posted by 松永 忠 at 2015年07月01日 06:56
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