2017年02月19日

自治体の自主防災訓練は本当に大事です

別府市鶴見町自主防災訓練に参加しました
自治体の自主防災訓練は本当に大事です 2月19日(日)、暖かい陽射しの中で、私が住んでいる別府市鶴見町において自主防災会主催の防災訓練が多くの参加者の中で開催されました。
 訓練内容は、水消火器を使った消火訓練、消火バケツリレーを外で行い、公民館の中で、AED(自動体外式除細動器)を使った救命講習でした。

 水消火器を使った消火訓練では、会場に来ていただいた別府市消防本部の隊員から消火器の使い方を学び、的に向けて水消火器を放水しました。消火バケツリレーでは、スムーズにバケツを渡せるコツを教えていただき、みんなでワイワイしながらリレーしました。消防士の方は、「鶴見町は近くに川がありませんから、バケツリレーを行うことは現実的でないかもしれませんが、例えば避難所に支援物資などを運ぶことは起こりえます。まずは、みんなでコミュニケーションをとって行うことが大事だと思います。」と話されていました。
  AED(自動体外式除細動器)を使った救命講習は、初めての方も多くみんな緊張しながらも楽しく学びました。

自治体の自主防災訓練は本当に大事です 別府市では先日、楠町で大きな火災が起き、3名の犠牲者も出ました。2010年1月に同じ別府市光町で起きた大火のときと同じように、「鶴見おろし」と呼ばれる強風が吹いているときに起きた火事でした。日頃からの防災訓練は、単に防災知識を学ぶだけではなく、何かあったときのために地域の方々がコミュニケーションをとっておくための大事なツールと言えます。

 実は、昨年10月に行われた決算特別委員会において、生活環境部の事業である「自主防災活動推進事業」の総括が「避難訓練等の実施率が、年々高くなっているが、まだ十分ではない」と記載されていましたので、その原因と対策を質問するとともに、災害時の避難所運営や防災訓練等の中心となる地区の防災士を重視し養成するべきと考えるがいかがかと投げかけました。

 
自治体の自主防災訓練は本当に大事です来年度から自治会の自主防災訓練に助成が…
 先日、広瀬知事から2017年度の予算案の説明を受けました。資料を見ると、大分県として自治会の自主防災訓練について助成を始めるようです。とてもいいことだと思います。ついでに言えば、各自治会や公民館がAEDを購入する際にも助成があればいいのになあと思いました。
 今日の防災訓練に参加して感じたことをもとに、地域防災について議会で質問していきたいと考えています。

 本日の鶴見町自主防災訓練を企画された松宮健太郎・鶴見町自治会長や三山砂義・防災リーダーをはじめ鶴見町自治会の役員の方々にこの場をかりて御礼を申し上げます。また、写真を提供していただいた津國芳清・副会長にも厚く御礼申し上げます。




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Posted by 原田たかし at 21:56│Comments(0)政治
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