2015年06月10日

文教警察委員会所管事務調査 続報

 6月8日(月)、2回目の文教警察委員会所管事務調査が行われました。今回は、大分市立大道小学校、警察学校、機動隊、大分県埋蔵文化財センター、運転免許センターを視察しました。 新しい校舎となった大道小学校は、校区にマンションが増え、これから児童数が大幅に増えるため教室の確保が大きな課題となっているそうです。警察学校は、新しい採用された警察官の方の研修だけでなく、採用後にも専門的研修のため研修が繰り返されるそうです。県民の安全安心のために、頑張られている警察の方々に頭が下がる思いです。
 警察学校に隣接する機動隊では、各種装備品を見せてもらいました。数十キロにもおよぶ装備を着けられて私たちを待ってくれていました。また、また、実際の水中訓練も見せていただきました。大変なお仕事だと思います。
 これから芸術会館跡地への移設が計画されている大分県埋蔵文化財センターは、施設の老朽化は予想以上でした。委員から、施設の移転計画以前に、歴史・文化財に対する総合的な視点での計画が不十分ではないかとの意見も出されていました。センターの職員の方々にとって、移設計画というのは寝耳に水だったのかもしれません。本来ならば、新しい場所に新しい施設を望まれていたのではないでしょうか。既存の施設を利活用という条件での、計画推進はたいへんだと思いますが、せひ頑張っていただきたいと感じました。
 運転免許センターでは、バーチャル機器による運転適正診断をさせていただきました。総合評価は5点満点中の4点の「やや優れている」でした。しかし、アドバイスでは、「一つだけならうまくできる操作も、色々と重なると急に難しくなりますね。そのことを忘れずに、充分ゆとりをもって運転しましょう。」と書かれていました。本当にそうだと思います。このアドバイスを心がけて運転するときは運転だけに専念して安全運転に徹したいと思います。
 なお、運転適正検査器による適正診断は違反者講習のときに行うそうで、違反のない方はないそうです。また、高齢者を対象にした「シルバードライバーツアー」という無料の講習会が毎週水曜日に開催されているそうです。このときにも、この適正診断が行えるとのことです。申し込みは各警察署でできるそうですから、興味関心のある方はどうぞ。

 6月10日(水)、第3回目の 文教警察委員会所管事務調査が行われました。今回は、大分教育事務所、大分県立美術館、大分上野丘高校、大分中央警察署、大分駅前交番を訪ねました。
 大分県立美術館では、県教委が県下の小学生を招待する「ファーストミュージアム事業」について話を聞くために訪れたのですが、昨日から公開されている九州初上陸の長谷川等伯筆の国宝「松林図屏風」も鑑賞しました。(ついでながら、本日、県立美術館の年間パスポートを購入しました。)
 大分駅前交番は、大分駅ビルの完成に伴い、落とし物や遺失物の届けが2倍、道を尋ねる方が3倍に増えたそうです。署員の方々はたいへんでしょうが、頑張られてください。
  


Posted by 原田たかし at 16:36Comments(0)政治